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KOVACS KATI/Kovace Kati Es A Locomotiv GT (1974/3rd) (コヴァーチ・カティ/Hungary)

ハンガリーのメガからのリシュー。コヴァーチ・カティはハンガリーのエゲル地区出身のシンガーで、66年のデビュー以降ヒット・シングルを量産したビッグ・ネームらしい。本作は、73年にハンガリーのペピタからリリースされたサード・アルバムで、タイトル通りロコモティヴGTがバックを、同世代のシンガー・ソング・ライターのアダミス・アンナが作詞を担当した作品。メンバーは、ボーカルのカティと、ガボール・プレッサー、ヨセフ・ラウクス、タマス・ベルタ、タマス・ソムロのロコモティヴGTの4人の5人編成を基本に、シャンゴ・レイ・デリーのパーカスの他、ブラス隊やオーケストラが曲によって適時入る。概ね、ハード色のあるブルース&スワンプ系サウンドを展開していて、ブラス隊が入る曲ではファンク色も織り交ぜた太くて濃密なサウンド。作曲はほとんどがプレッサーかベルタで、基本的には同時期のロコモティヴGTに近似する骨太感だが、少しハスキーなカティのシャウト・ボーカルが殊の外ハマっていて、ロコモティヴGTのロック調の演奏と何ら遜色のないマッチングを見せる。ハード調、ブルース調、ファンク調、ロックン・ロール調ありの楽曲は、メインストリーム系のポップネスも十分に担保されていて、その意味では普通に聴きやすく、軽快なオルガン&エレピ、サイケなファズ・ギター、ヘヴィなリズム隊による演奏はほとんどロコモティヴGTそのままという印象。ロック系女性ボーカルの線として、わりと素直にカッコいい好盤と思う。

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輸入盤
(Blues&Swamp/Hard,Blues,Psyche,Funk,Pops / Jewel-case CD(2015) / Mega/Hungary)

KOVACS KATI/Kovace Kati Es A Locomotiv GT (1974/3rd) (コヴァーチ・カティ/Hungary)

価格:

2,180円 (税込)

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KOVACS KATI/Kovace Kati Es A Locomotiv GT (1974/3rd) (コヴァーチ・カティ/Hungary)

Kovacs Kati(vo)
Gabor Presser(org,el-p,p)
Tamas Barta(g,vo)
Tamas Somlo(b,sax,vln,vo)
Jozsef Laux(ds,per)
Gabor Istvan(sax)
Ungar Istvan(sax)
Csiba Lajos(tp)
Szokolazs Jozef(tp)
Pete Laszlo(tb)
Shango Rey Dely(conga,bongo)

Adamis Anna(lyrics,vo)

Orchestra Conducted by Balassa P. Tamas

Musical Directed by Antal Dora, Hezser Zoltan

Producerd by Unknown


収録曲目
01.Rock And Roller
02.Maradj Meg
03.Szolj Ram, Ha Hangosan Enekelek
04.Sorsom
05.Varlak
06.Tanítsd Meg A Gyerekeket
07.Szabad Vagyok
08.Teluto
09.Szendvicsfiu
10.Az Eso Es En

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