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アイルランドのメルティング・ポット・ミュージック・カンパニーから、ボーナス3曲を加えての09年リマスターでのリシュー。多分初CD化。マッケンドリー・スプリングは、ニュー・ヨーク州グレンズフォールズ出身のグループで、シンガー・ソング・ライター(SSW)のフラン・マッケンドリーが中心となって69年頃に結成、一時期バンドごと渡英して活動していた。本作は、70年にUSAデッカからリリースされたファースト・アルバムで、メンバーは、マッケンドリー、マイク・ドリュファス、マーティン・スラツキー、ラリー・タッカーの4人編成を基本に、曲によってフレッド・ゴールドスタインがチェロ、ドニー・ブルックスがハーモニカで適時ゲスト参加、エド・サイモンとポール・ゲルバーの共同プロデュース。概ね木漏れ日フォークといった趣のしっとりと落ち着いた佇まいで、アメリカ出身ながらブリティッシュ的くぐもり感が感じられるサウンド。6&12弦アコースティック・ギター、ヴァイオリン、ヴィオラ、エレキ・ギター、ベース、チェロ等の弦楽器アンサンブルが上等で、マッケンドリーのジェントリーなボ－カルも、英国的な湿った香りに一役買っているが、時折入るハーモニカやプログレ的アレンジも、ある種のアクセントになっていて面白い。全体にそれ程派手さはないが、しっかりした上手い演奏とメロディアスな楽曲のハマりがよく、ともかくも流していて心地好い好盤と思う。ボーナスは、75年のセクス「ゲット・ミー・トゥ・ザ・カンパニー」からの3曲。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Folk,Classic,SSW / Jewel-case CD(2009 Re-master) / Melting Pot Music Company/Ireland)
Fran McKendree(vo,ac-g)
Mike Dreyfuss(vln,vla,theremin)
Martin Slutsky(el-g)
Larry Tucker(b)
Fred Goldstein(cello)
Donny Brooks(hmca)
Produced by Ed Simon, Paul Gelber
収録曲目
01.I Should've Known
02.I Can't Make It Anymore
03.Spock
04.What Will We Do With The Child
05.Morning Glory
06.If I Gave You Everything
07.John Wesley Harding
08.No Regrets
09.If The Sun Should Rise
bonus track(from "Get Me To The Country"):
10.Hold On
11.Easier Things Have Been Done
12.She's Never Leave Chicago
