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YOSHIDA TATSUYA/NAKAO KENTARO/T.h.e.d.i.e.i.s.c.a.s.t(賽は投げられた) (2023) (吉田達也/中尾憲太郎/Japan)

国内の磨崖仏リミテッドから、本編未使用のマテリアルをコラージュした音源1曲をボーナスで加えての、6面開きデジスリーヴでのリリース。300枚限定プレス。吉田達也は岩手県江刺市(現:奥州市)出身のドラマーで、何よりルインズ、YBO2、高円寺百景、是巨人、サンヘドリン等々や、数多の共演活動で知られるビッグ・ネーム。中尾憲太郎は福岡県北九州市出身のベーシストで、何よりナンバーガールでの活動で知られいると思う。本作は、23年にリリースされたデュオ名義ファースト・アルバムで、(コロナ禍で休止していたが)23年から再開される中国深圳のトゥモロウ・フェスティヴァルに出演が決定したため、フェス会場販売用に急遽300枚限定でプレスしたということらしい。メンバーは、ドラム&ボーカル&コルグ・カオシレーターの吉田、ベース&エフェクト&モジュラー・シンセの中尾のデュオで、23年3月31日の仙台バードランド(1曲目)、4月1日の盛岡クラテス(2~4,8曲目)、4月2日の青森サブライム(5~7,9曲目)でのライヴ音源をコンパイルしたもの。ベース&ドラムのデュオを基本としたスタイルは、どうしたってルインズを彷彿させられ、バカテク系の高速感やハイテンションさも担保されてはいるが、ルインズとは『バカじゃないの感』のテイストが異なるというか、ノイジーさがポスト・ロック方面のソリッド感に収束する印象。エフェクトをかませつつも音の芯がブレずに聴こえてくるベース、ノイズなのにアンビエントとして成立するシンセ、相変わらずビシバシとハマりのよいドラムが一体となって、螺旋を描くように盛り上がるインプロは、ともかくも素直にカッコいい。

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磨崖仏リミテッド盤/限定300枚プレス
(Progressive/Psyche,Experimental,Noise / Digi-Sleeve CD(2023) / Magaibutsu Limited/Japan)

YOSHIDA TATSUYA/NAKAO KENTARO/T.h.e.d.i.e.i.s.c.a.s.t(賽は投げられた) (2023) (吉田達也/中尾憲太郎/Japan)

価格:

2,200円 (税込)

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YOSHIDA TATSUYA/NAKAO KENTARO/T.h.e.d.i.e.i.s.c.a.s.t(賽は投げられた) (2023) (吉田達也/中尾憲太郎/Japan)

吉田達也(ds,kaossilator,vo)
中尾憲太郎(b,effects,modular-syn)

Produced by Unknown


収録曲目
1.The die is cast/賽は投げられた
2.Stoop to conquer/負けて勝つ
3.More haste, less speed/がば回れ
4.History repeats itself/歴史は繰り返す
5.Seeing is believing/百聞は一見に如かず
6.Ignorance is bliss/知らぬが仏
7.Make haste slowly/急がば回れ
8.Dead men tell no lies/死人に口無し
9.Take your chance/当たって砕けろ

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