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KLAUS WIESE/Maraccaba (1982) (クラウス・ヴィーゼ/German)

イタリアのクレイ・レコードからのリシュー。スリップ・ケース付で、ここではそのスリップ・ケースを載せた。クラウス・ヴィーゼはおそらくウルム出身のアンビエント&音響系アーティストで、プログレ系リアスナーには、何よりポポル・ヴーのサード「ホシアナマントラ」とフォース「聖なる賛美」のタンブーラ奏者として知られているかも知れない。60年代にアラブからインド、チベットへの放浪の旅で、イナヤット・カーンのインディック・スーフィズム(インド・イスラム神秘主義)教団の教義を吸収して以降、前述のポポル・ヴーも含め主にタンブーラやチベットのシンギング・ボウル奏者として活動、80年代から09年に他界するまでソロや数多の共演作品をリリースした、知る人ぞ知る音響系のビッグ・ネームの1人。本作は、82年にドイツのアクアマリン・フェアラークから自主制作カセット・テープ作品としてリリースされたアルバムで、多分セカンド・アルバム。メンバーは、シンギング・ボウル、チター、タンブーラ、ハーモニウム、声、ドラム等を駆使するヴィーゼを核に、パートによってテッド・デ・ヨング(ex.フレアーク,ポポル・ヴー,etc)のパーカスが入る。概ね、ポポル・ヴーと近からず遠からずのオリエンタルな要素を内包した、瞑想系のドローン・アンビエント調サウンドを展開していて、ジャーマン・エレクトロニクス方面のサイケ感と、ヨーロッパ人の考える東洋神秘主義的なスピリチュアル感が交叉。オリジナル・カセットのケースには、わざわざ『ノー・シンセサイザー」の表記があって、してみるとシンセにしか聴こえない静謐なドローンは、シンギング・ボウルとハーモニウムの併用&共鳴なのかも知れず、チターやタブラ的パーカスとのハマりも上々。内省的なサウンドスケープはともかくも心地好く、メディテーション・ミュージック系の好盤と思う。

輸入盤
(Psyche/Drone,Ambient,Meditation / Jewel-case CD(2023) / Kray Records/Italy)

KLAUS WIESE/Maraccaba (1982) (クラウス・ヴィーゼ/German)

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3,080円 (税込)

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KLAUS WIESE/Maraccaba (1982) (クラウス・ヴィーゼ/German)

Klaus Wiese(tibetan-singing-bowls,zither,voice,ds,tambura,field-recordings)
Ted De Jong(per)
Produced by Unknown


収録曲目
1.The Ritual I
2.The Ritual II

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