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スウェーデンのサイレンスから、01年新規リマスターでのリシュー。ケブネカイゼは、メッキ・マーク・メンのメッキ・ボーデマーク以外の3人、ケニー・ホーカンソン、ベッレ・フェルリン、ペッレ・エクマンが70年に結成したグループで、ボ・ハンソンの初期のアルバムでバックを担当していたことでも知られているかも知れない。78年以降解散状態だったが、04年の一時的再結成を経て、09年に往年のメンバー達が中心となって本格的に復活した。本作は、71年にスウェーデンのサイレンスからリリースされたファースト・アルバムで、メンバーは、前述のホーカンソン、フェルリン、エクマンの3人に、ロルフ・シェラーを加えた4人編成を基本に、曲によってヨーラン・ラーゲルバリ、マッツ・グレンゴード、グンナル・アンデション、トゥリド等が適時ゲスト参加。概ね、ツイン・ギターとリズム隊ともに盛り上がりっぱなしのハードなサイケ・インプロを展開していて、セカンド以降の国籍不明エスニック・ロック・サウンドとは趣きを異にする。例えば、アンデシュ・パーションのハーヴェスター、トラッド・グラス・オーク・スターナー辺りをもっと明るくハードにしたような感じというか、メッキ・マーク・メンのセカンドからブルース色を抜いたような感じという印象。勢いよく疾走するリズム隊の上で、2本のギターが飛び回り弾きまくるエンドレス・セッション的演奏は、サイケ然としたギラギラ感とバンド感十分で、わりと素直にカッコいい。ゲストのヴァイオリンやサックス等もハマっていて、ちょっと独特の味わいを放つ北欧サイケ系の好盤と思う。フレーズやリフにブルージー色は薄いが、ハード・ロック系としても聴けるかも知れない。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Psyche/Progressive,Hard / Jewel-case CD(2001 Re-master) / Silence/Sweden)
Kenny Hakansson(g,vo)
Rolf Scherrer(g)
Bella Ferlin(b)
Pelle Ekman(ds)
Goran Lagerberg(b)
Mats Glenngard(vln,g)
Gunnar Andersson(sax)
Pelle Lindstrom(vo)
Tomas Netzler(vo)
Turid Lindquist(vo)
Producerd by Unknown
収録曲目
1.Tank Pa Livet
2.Frestelser I Stan
3.Orientens Express
4.Resa Mot Okant Mal
5.Jag Alskar Sommaren
6.Forberedelser Till Fest
7.Kommunisera!
