UKのReRから、06年新規リマスター&デジパックでのリシュー。キャンバーウェル・ナウは、ディス・ヒート解散後の82年にチャールズ・ヘイワードが新たに結成したグループで、本作は83年の12インチ「メリディアン(1~4曲目)」と、85年唯一のアルバム「ザ・ゴースト・トレード(6~11曲目)」、86年の12インチ「グリーンフィンガース(12~15曲目)」に、85年のタッチ・レーベルのオムニバス・カセット収録音源1曲(5曲目)を収録した、キャンバーウェル・ナウのほぼ全音源をコンプリート・コンパイルした決定版。メンバーは、ヘイワード、トレファー・ゴロンウィ、ステファン・リッカード、マリア・ランバーンの4人で、トレファーはベーシストとして、ステファンはエンジニアとしてディス・ヒートのラスト・ツアーに参加していた。ブレンやウィリアムズはもう居ないが、ヘイワードのオルタナ&裏カンタベリー的サイケ感はそのままで、その意味ではディス・ヒートの主たるコンセプトをほぼ継承したサウンドと云ってよいと思う。楽器の素人がいなくなって演奏性は格段に向上していて、ローファイ色は払拭されて濃密さが顕われ、一捻りあるストレンジ感と実験色は、ワイアットやエアーズが放っていたカンタベリー的サイケ方面へと収束していく印象。ポスト・パンク系のスタイリッシュなクールさと先鋭的な実験色が交叉する、ともかくも正しくサイケな1枚で、最も美しいニュー・ウェーヴ/オルタナ・サウンドを奏でるバンドの1つ。カッコよし!。USAプレス盤
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輸入盤/デッドストック入荷
(Psyche/Experimental,Alternative,Canterbury / Digi-Pack CD(2006 Re-master) / ReR/UK,USA)
Charles Hayward(vo,ds,per,harp,kbd,etc)
Trefor Goronwy(b,ukle,kbd,per,vo,etc)
Stephen Rickard(recordings,tape,etc)
Maria Lamburn(sax,pclo,vla,etc)
Producerd by Camberwell Now
収録曲目
01.Cutty Sark
02.Pearl Divers
03.Spirit Of Dunkirk
04.Resplash
05.Daddy Needs A Throne
06.Working Nights
07.Sitcom
08.Wheat Futures
09.Speculative Fiction
10.Green Lantern
11.The Ghost Trade
12.Greenfingers
13.Mystery Of The Fence
14.Know How
15.Element Unknown