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JUNE TABOR/Airs And Graces(エアーズ・アンド・グレイセズ) (1976/1st) (ジューン・テイバー/UK)

UKのトピックから、71~74年の未発表音源4曲をボーナスで加えての、『トピック・トレジャーズ』デラックス・シリーズでの新装リシュー。スリップ・ケース入で、ライス/サンビーニャが輸入盤にオビ・解説を付けた国内流通盤。ジューン・テイバーはウォリックシャー州ウォリック出身のトラッド・シンガーで、マディ・プライア(ex.スティーライ・スパン)とのデュオ・ユニットのシリー・シスターズや、オイスター・バンド、クエルクス等での活動でも知られていると思うが、いわゆるリバイバリストとしてオーセンティックなアレンジの他、時にはジャズのエッセンスを取り入れたりもしながら、現在もソロで活動する孤高の存在。本作は、76年にUKトピックからリリースされたファースト・ソロ・アルバムで、大熊浩子の充実したライナーとジューン本人の歌詞解説の対訳付。メンバーは、ボーカルのジューンを軸に、曲によってニック・ジョーンズ、ジョン・ギラスビーが適時バックを担当、プロデュースはポール・ブラウン。3,6,7曲目のチャイルド・バラッドや、アン・ブリッグス等でも知られる4曲目など、概ねトラッド・チューンを取り上げていて、本編10曲中半分の5曲が無伴奏シンギングという構成。15年のガリポリ線負傷帰還兵を唄ったエリック・ボーグルの5曲目、移動遊園地労働者の人生を唄ったジョン・タムズの10曲目なども含め、全体に市井の視線から悲哀や狂気を語る曲が多く、瑞々しいジューンのシンギングが、曲自体が内包する積み重なった民衆の時間に見事に収束する印象。ずっしりとしたオーセンティックな空気感を放つ好盤と思う。ボーナス4曲は全てデビュー以前の無伴奏シンギング音源で、こちらも楽しめる。

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ライス盤
(Trad&Folk/British&Scottish Trad / Jewel-case CD(2019) / Rice Records,Topic/Japan,UK)

JUNE TABOR/Airs And Graces(エアーズ・アンド・グレイセズ) (1976/1st) (ジューン・テイバー/UK)

価格:

2,640円 (税込)

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JUNE TABOR/Airs And Graces(エアーズ・アンド・グレイセズ) (1976/1st) (ジューン・テイバー/UK)

June Tabor(vo)
Nic Jones(g,fdl)
Jon Gillaspie(p,org,roxichord,bason,rcdr)

Produced by Paul Brown


収録曲目
01.While Gamekeepers Lie Sleeping/番人が寝てる間に
02.Plains Of Waterloo/ワーテルローの平原
03.Bonny May/ボニー・メイ
04.Reynardine/レイナーディーン
05.The Band Played Waltzing Matilda/ザ・バンド・プレイド・ワルツィング・マチルダ
06.Young Waters/ヤング・ウォーターズ
07.Waly Waly/ワリー・ワリー
08.The Merchant's Son/マーチャンツ・サン
09.Queen Among The Heather/クイーン・アモング・ザ・ヘザー
10.Pull Down Lads/ブル・ダウン・ラッズ

bonus track:
11.The Week Before Easter/ザ・ウィーク・ビフォア・イースター (1971)
12.The Fair Maid Of Wallington/ザ・フェア・メイド・オブ・ウォリントン (1974)
13.The Four Loom Weaver/ザ・フォー・ルーム・ウィーヴァー (1972)
14.The Royal Oak/ザ・ロイヤル・オーク (1972)

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