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LINDA THOMPSON/Won't Be Long Now (2013) (リンダ・トンプソン/UK)

UKのトピックから、デジパックでのリリース。リンダ・トンプソンは、ハックニー生まれグラスゴー出身の女性シンガー・ソング・ライター(SSW)で、マーティン・カーシーやサンディ・デニー、アレックス・キャンベル等と親交があり、フェアポート・コンヴェンション周辺人脈でも活動していたが、何より旦那さんだったリチャード・トンプソンとのデュオ活動で知られていると思う。本作は、13年にリリースされたソロ名義5枚目と思われるアルバムで、ボーカルのリンダを中心に、離婚後も仲のよいリチャード、息子のテディ・トンプソンの他、マーティン&イライザ・カーシー父娘、ジョン・カーク・パトリック、デイヴ・スワーブリック、ゲリー・コンウェイ、デヴィッド・マンスフィールド、ジョン・ロイル、ザク・ホッブス、ジェイソン・クリグラー、ロブ・バーガー等々が曲によって参加、プロデュースはエドワード・ハーバー。無伴奏シンギングのライヴ音源の10曲目がトラッド・チューンで、それ以外はリンダとテディによるオリジナルが中心なのだが、トラッド的くぐもり感のある淡々としたものから、スワンプ色のあるもの、枯れたレイドバック感のあるものまで、異なる曲調がわりと違和感なく並んでいる。腕の確かなメンバー達の上等な演奏も手伝って、ほとんどがオリジナルにもかかわらず、トラッド的な凛とした空気感が全体に統一感を持たせるように漂っていて、素朴で薄曇り感のあるトラッド寄りブリティッシュ・フォークの好盤と思う。

輸入盤
(Trad&Folk/SSW,Trad / Digi-Pack CD(2013) / Topic/UK)

LINDA THOMPSON/Won't Be Long Now (2013) (リンダ・トンプソン/UK)

価格:

1,780円 (税込)

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LINDA THOMPSON/Won't Be Long Now (2013) (リンダ・トンプソン/UK)

Linda Thompson(vo)
Richard Thompson(ac-g)
Teddy Thompson(ac-g,vo)
Martin Carthy(ac-g)
John Dyle(ac-g)
Sam Amidon(ac-g,bjo)
Zak Hobbs(el-g,ac-g,mdln)
David Mansfield(weissenborn-g,mdln)
Jason Crigler(ac-g,el-g,vo)
James Walbourne(sl-g)
John Kirkpatrick(acdn)
Glenn Patscha(org,p)
Rob Burger(org)
Eliza Carthy(melodeons,vo)
Dave Swarbrick(fdl)
Garo Yellin(cello)
Jack Thompson(b)
Jeff Hill(b)
Gerry Conway(ds)
George Javori(ds)
Bill Dobrow(per)
The Flight(programming)
Kami Thompson(vo)
Amy Helm(vo)
Muna Thompson Mascolo(vo)
& Others

Produced by Edward Haber


収録曲目
01.Love's For Babies And Fools
02.Never Put To Sea Boys
03.If Were A Bluebird
04.As Fast As My Feet
05.Father Son Ballad
06.Nursery Rhyme Of Innocence And Experience
07.Mr. Tams
08.Paddy's Lamentation
09.Never The Bride
10.Blue Bleezin' Blind Drunk
11.It Won't Be Long Now

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